ベイトリール遠投(スポーツスイング)! 其の伍

キャスティング

運動をキャスティングに応用する…、試行錯誤は続いています。


今回は、「身体に対して追従する腕のアクション」の続きに為ります。


他のスポーツ選手同様、ボディに腕を追従させるメソッドは?


スイングは未だ手探り状態で完成はしていませんが…、今言える…私なりの考え(青写真)を述べてみたいと思います。


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具体的な身体のアクション


では具体的に、如何動かせば良いのでしょうか?


頭の中が疑心暗鬼に為っていると、信頼されず話も聞いて貰え無いので、事前に幾つか説明しておきます。


人に説明する為には…、自分自身が選り深くスポーツスイングについて理解する必要が有り、其れが自分にも好影響を与えて呉れるものだと思っています。


FISHMAN 上宮則幸氏から学ぶ


とっ、其の前に…、最近公開されたFISHMAN動画を紹介して於きます。


ベイトリールの遠投と解説に於いて…、現在トップランナーとして活躍されている上宮則幸氏の話は、大変興味深くて参考に為る筈です。


ベイトリールキャスティングの古い固定観念を打ち破り、より柔軟な考え方が出来る様になると思います。


【誰でもビッグベイトを70m遠投できる!?】フィールドテスター上宮則幸による、100m超えキャスティング講座&リールの選び方【陸上メジャー測定1発勝負】


Fishman CORK150 常識を覆す 打っ飛びジョイントミノー!


最初に考え方を変える


そもそも手と腕に頼ったスイングでは無いのですから…、今迄の考え方を一旦横にでも置いておいて、冷静に想像して聞いてください。


腕が身体の正面に有る既存型のスイングだと、腕が身体に追従すると云うアクションは絶対に生まれない!



上腕・肩・肩甲骨の動かし方を理解して、キャスティングに反映させる。



体重移動と併せて、野球の投球フォームの様に…完全に横向を向いた体勢から正面を向く



バックスイングからの切り返しで最初に腕を動かすのでは無く、足~腰~ボディ~腕の順で動かす。


ざっとでは有りますが…、此れが今私の考える「腕を遅らせたスポーツスイング・メソッド」の根幹です。



(フォワードスイング初期の段階で腕を使って仕舞えば、其れは本末転倒…手投げ腕投げなのです!)


スポーツスイングでは(他のスポーツと同じで)、初期段階で利き腕や手は殆ど動きません!ボディの動きに引っ張られて移動しているだけです。




体重移動をしただけでも、何となくスイングは力を増した感じがしますが、其れは身体のパワーをプラスした手投げ腕投げに過ぎません


此れが現代のスポーツ全般で当たり前に行われている行為で、残念乍ら…其れに代わる素晴らしいメソッドは登場していません。


手や腕でキャストする癖は…、凡(あら)ゆる所に潜んでいます。


スイングのイメージはゴルフスイング

私の場合は

私の場合は「ゴルフ・スイングのイメージ」で、一連の動作を行う事を考えています。


勿論、他のスポーツの動きも取り入れていますが、今はそんな感じです。


何故…ゴルフのスイングなのかは後々説明するとして、一連の動作が流れる様に完結する…、と云ったイメージでしょうか?


実際の身体の動きはピッチングフォーム

前にも話しましたが…、右投げのピッチャーが投球する際、右腕を大きく振り被り(バックスイング~トップ)今度は前方へ(フォア―ド~ステップ)体重移動を開始…、そして突き出していた左腕を身体に引き付けます。


キャスティングでも同様で、右上腕と背筋に力を溜めてバックスイング、前方へ体重移動し乍ら左手のグリップエンドを身体に引き付けます。


キモは…

右手や右前腕では無く、右上腕と右肩と右肩甲骨の動きです。

Sports


ロッドを身体の前面で操作するスイングからの脱却

先ずは…既存の剣道風?スイングを止めて、スポーツ・スイングへシフトしましょう。



腕を身体の前に固定して、ロッドを上下に動かして操作するだけでは、最高のパフォーマンスは得られ無いと思います。


そして…体の前側の筋肉だけを使ったスイングでは、当然の事乍ら…最大の力を引き出す事は出来ません。


要は

貴方自身がスポーツと同じく…、全身(の筋肉)を使ったメソッドでスイングすれば良いのです。


まあ!其れが難しいから苦労しているんですが…。


ワインドアップ投法


腕が正面に固定されたタイプのスイング対して…、スポーツ・スイングは身体全体の筋肉を使って振りますし、更に…身体が右横を向いてから正面を向くので、ボディが横に動く回転運動(ツイスト)パワーも加わります。



ピッチャーがキャッチャーに対して、一旦身体が横を向いてから投げ込むのは此のパワーを使っているからです。(ワインドアップ投法


詰り…前面の筋肉だけで投げているのでは無く、身体全体の筋肉を使って投げていて、尚且つ身体のスピン迄使っている。


何方のエネルギーが大きくて、そして飛ばせるのか?何て一目瞭然です!


身体全体の筋肉を効率良く使って…、最大飛距離でルアーをかっ飛ばしましょう!


スポーツに使っている身体の動きでキャストする


イメージは、貴方が誰かとキャッチボールしている状況。



其の時貴方は、身体の使い方をイメージして練習している感じです。


最初は矢張り…、「前腕と手の動き」だけに集中して仕舞うでしょう?


でも本当に肝心なのは

上腕と肩と肩甲骨の動きですから、練習を続けて行くにつれ…其処を効率良くスムーズに動かせる様に…自ら練習する様に為るでしょう。



濡らしたタオルを持ってピッチングフォームの練習をしている野球のピッチャーは、繰り返し全体の動きをチェックし乍ら習得を目指しています。


勿論…、其処には上腕肩甲骨の動きも含まれています。


前回にも話しましたが…、スポーツ・スイングの幹にあたる此れ等の動きの習得は、枝葉の腕と手の修正よりも厄介です。



何故なら…決して器用では無い大きな筋肉や骨は、貴方の日常生活や運動時の動きを…、長い時間を掛け覚え込んでいるからです。



(其れは…貴方の身体の習慣の記憶(歴史)でもあるのです)


でも安心して下さい…、ゴルフ・レッスンみたいに、第二の本能としての習得(修正)は可能です。



第二の本能とは、練習等で習得した動きがやがて自分本来の動きと為り、当たり前に出来る動作に為ると云う意味です。(スポーツや格技でも当り前の…、選手が練習で体得する動きの事です)


まあ!偉然うな事を言ってますが、私も散々苦労していて…、何時も肩甲骨の可動範囲を広げる動きを模索し続けています。


此の三か所の動きが悪いと、当然ですが…基本的なスイングの完成へと進む事が出来無いので必死です。


ロッドのフルベンドは難しく無い


此処で唐突に話が変わり恐縮ですが…、最後にスイングのクライマックス?で有る、フルベンドについて一寸触れて於きます。



支えている反対側の腕は、グリップエンドに(強く握るのでは無く)軽く添えられている感じです。

スイングの開始で、右サイドに負荷が掛かったら(乗ったら)グリップエンドを下方に向ける動作を行いスイングをアシストします。


要は…ロッドの方向転換を助けて遣るだけです。此れでロッドは簡単にフルベンドします。


(其の時、決して左手でスイング全体を支配しようとしてはいけません!)



感覚的に為りますが、切っ掛けを与えるだけといった感じでしょうか?


そうすれば後は…身体が勝手に反応して、其の次の動きを行おうとします。


スポーツスイングの利点としては、バックスイングが深いので…当然スイング距離を長く取る事が出来、尚且つ初期段階で強力にフルベンドさせられます。


詰りは…、ロッドがフルベンドする位置が身体の真横か(慣れれば…)其れより後方で起こり、(選り安定した軌道を描いて)ロッドを静かに収束させる為の距離も多く残されている


如何ですか?メリットは多いと思いますが…、


次回に続きます。


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