更なるキャスト上達を目指し、毎日欠かさずネット&YouTubeをチェック中。
だから…プロ・アマの「キャスト」や「解説」は、もう大概目を通した筈でした。
でも…そんな中、一際強いインパクトと個性を持った動画を発見!
其れが…、井上友樹さんのキャスト解説動画でした。
井上友樹さんのキャスト動画
自分のスイングに足り無いもの
正直言うと…、井上さんのキャストやファイトは私の好みでは有りません!だから今迄無意識に敬遠していたのかもです?(如何も済みませんでした~)
けれども今回…じっくりと動画を観て…、考えを廻らし…、整理してみたら…、キャストについて本当に大切な事を教えて呉れています。
内容も…、私が知りたかった部分の話が多く語られ、とても有り難かったです。
プラグが飛行姿勢を乱し、飛ばない原因
特に参考になったのが、「何故プラグが失速したり、ブレたりして飛距離が出ないのか?」についてです。
プラグの姿勢が…バックスイングで乱れる事で発生する、様々なトラブル。
(プラグの飛行姿勢が乱れたり、失速する理由について、此処迄明確に言及している動画は無かった…)
(過去に上宮さんが動画で語られてはいましたが…、特に突っ込んだ具体的なものでは無く、飽く迄ニュアンス的な説明に終始)
成程…だから飛行姿勢が乱れたり、失速してバックラッシュしていた!
理由については、経験上思い当たる事が実に多過ぎて…素直に納得です。
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バックスイングは無駄?
バックスイング(反動を使ったスイング)はルアーの姿勢を乱し失速させるだけ、無駄なので直ぐに止めて下さいと言ってます。
少し乱暴に聞こえるかも知れませんが…、一理有り。
勢いを増してルアーをキャストする為のバックスイング、其処でルアーの姿勢を乱して仕舞っては台無しです。
ルアーの姿勢を安定させて力強く前方へ振り抜くのは、キャストに於いて理想でしょう。
真直ぐ縦に振れていない私には、とても興味深く参考に為りました。
然し…、前方へのスイング・ストロークが制限されるベイトキャストに於いて、果して其れで正解なのか・・・此れからも研鑽の日々は続きます。
因みに… スイングが未熟で竿がブレるのも、ルアーの飛行姿勢を乱します。 身体(軸)の動きの乱れも、竿をブレさせます。
良薬口に苦し
私の遠回りする横振りの癖と全く違う、どストレートな縦振り。
ゆったり振る私とは対照的な、スローモーションでも見え辛いハイスピード・スイング。
彼(あ)のスイングをベイトリールで実践すれば、即バックラッシュでしょう。
薬にも為れば…毒にも為る!そんな強烈スイング、私達アマチュアが其の侭真似るのは危険、注意が必要。
実際スイングの印象が強過ぎて…、彼のイメージで(ベイトリールで)キャストしていたら、危うくバックラッシュするとこでした。
私の場合は真似るのでは無く、スイングの治療薬として参考にして行きたいと考えてます。
唯一の共通点
私と井上プロのスイングに共通点が有るとする為らば…、フォワード・スイングでロッドが前方へターンする際、身体が上に跳ね上がる様なアクションが有ると云う所でしょうか?
井上プロの(動画の)御蔭で…、此れはフルベントさせたロッドを勢い良く前に振り出す時、自然発生する動きなのだと気付く事が出来ました。
解り易く一例を挙げると、柔道の選手が一本背負いで相手を投げる瞬間に両足が伸び上がるのや、ゴルフのパワーヒッターが、インパクトの瞬間に両足が伸び上がっているのが其れです。
何で然う為るのかが解からずに、唯…未熟な為に発生している私の悪い癖なのかと思い、今迄少々恥ずかしかったのですが…、漸く納得が行きました。
良かった~!此れからは気にせず投げられ然うです。
全てが正しい訳では無い
余りに自分とは違う対極のスイング?故に…、(此れは「井上友樹さんのスイング」なので当たり前なのですが…)大変貴重な勉強をさせて貰えました。
井上さんの言っている事、其の全てが正しいとは思いませんが…、其れでも学ぶべきものが多いと感じています。
まあ!其れでも…、疑問点は残ります。
例を挙げる為ら…
重量の有る大きなルアーをキャストするには、彼のスイングでは上体(特に腕)への負担が強過ぎるのでは? ※ 後日観直すと、最後の方で「ルアーが大きく為れば投げ方も変わってくる」との発言が有りました。(訂正して措きます) スピード重視のスイングなので、トルク(パワー)がルアーに乗り辛いのでは? 元アスリートでスポーツ的スイングを提唱されてますが、或る部分に於いては…(粗全ての方々が然うなのですが)其れが出来て無い?
私が思う…(キャスト・メソッドの確立していない)、現代のルアー・フィッシングが抱える反スポーツ的スイングの分部。
其れについては、又今度…。
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